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負の連鎖! 魔の小笠山、三連トンネル!!

今回の「心霊/B級スポット」探訪は掛川市から。
小笠山の麓、小笠池に有る3つのトンネルを探索する。

稲川淳二氏の「恐怖の現場」にも登場した有名心霊スポットで、隧道マニアにも知られた場所です。

周辺はまず、心霊以前にリアルの事件も多く、それについても。

崩落箇所が有り半廃道な所でした。

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稲川淳二 恐怖の現場でも取り上げられた。

表の顔は「小笠山ハイキングコース」の一部だが・・・。

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目的地・小笠池に向かう。
進行方向、小笠山手前の小笠池へ。
街灯は無く夜は漆黒だろう。
近辺は、画像の様な峠道で走り屋も多い場所。
だが池に近づくにつれ道は狭く坂になる。


・付近に車を置き探索開始。
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池に最も近い駐車場に到着。
1台止まってますね。ハイキングか釣り?
この土手の向こうが小笠池。

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駐車場に立つ案内板。
今回メインの三連トンネルも描かれている。
現在地から小笠池の周囲を時計回りに探索する。
で、いきなりだが実はこの駐車場、ダークスポットである。

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駐車場にある問題のトイレ。
「問題」というのは此処が幼女死体遺棄現場で、夜な夜な「出る」という噂があるから。
「事件後、一時閉鎖されたが現在は普通に使える」とか。
トンネルと並ぶ、近辺屈指の心霊スポットだ。

只、地元民はそんな事件知らないらしい。
調べても、それらしいのは見つからないしガセの可能性が高いのでは。
でもそんな噂あるんじゃ、落ち着いてオシッコ出来ませんねぇ。

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ではトンネルへ向かう。
駐車場入り口から分岐している。
小笠池は下小笠川の起点になる様だ。

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トンネルまではこの様に舗装されている。
ただ季節的に今来てる事を後悔するハメに・・・。

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まず姿を現した第一トンネル。(1)
正式な名称は不明。
このトンネル、ネット上で「昼間でも怖くて入れない」というのを結構見る。
以前記事にした「葉梨トンネル」でさえ、そういうのはあまり見なかったが・・・。

「小笠山トンネル」と紹介しているサイトが多いが、同名のトンネルは車が通行できる別のトンネル。
ここでは無い。
当ブログでは「三連トンネル」とします。

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高さはこれ位。(管理人・身長172㎝)
人の通行専用で長さは1番長く、140m程あるらしい。 

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地面は未舗装。
両端のみコンクリート、他は素掘り。
足場は最悪で水が流れ割れてる場所も。
雨の次の日辺りは最悪だろう。
この雰囲気では単独の場合キツイかも。

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先へ進む途中フラッシュ無しで撮影。
昼間でも明かりが無いと歩行困難。
しかもコウモリが飛んでくるのよ・・・。

完全な漆黒状態で見えるのは出口の光のみ
真っ暗な状態で歩くとフワフワと空中を歩いている感覚になります。

しかし確かに薄気味悪いが「入れない」と言う程では?
夜なら分かるが、夜の画像は伝わり難いので、当ブログは昼間取材メイン。
(「恐怖の現場」の映像は夜で、どんな場所なのかよく分からなかった)

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抜けました。
足場が悪いので距離以上に長く感じた。

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第一トンネルを抜けると・・・
左手には石を詰めた金網製の砂防堰堤。

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続いて第二トンネル。(2)
画像が少しボケた・・・。
「恐怖の現場」では、ここが一番ヤバいと指摘していた。
ただ「出る出る」とは言うが、具体的な霊現象が何なのか一律で定まっていないというw
有名な心霊スポットにしては珍しい。

IMG_3659(2).jpg IMG_3660.jpg
(左)トンネル内部
端のコンクリと素掘り部分の境目。
第二トンネルの長さは40m程。
(右)タイヤの跡が。
小型の工事車両?が通ったのだろうか?

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反対側に出た。
最もヤバいらしい第二トンネルだが。

三連トンネルでは最も短い為、一番怖くなかったw

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一瞬、道に迷う。
第二トンネルを出たら、道が左右に分岐。
右が正解で進むと橋が。

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すぐに第三トンネル。(3)
これが最後のトンネルです。
長さは100m程あるらしい。

IMG_3663(2).jpg
すべて似たような造りですね。
画像はコンクリートと素掘りの境目。

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第三トンネル出口
これで3隧道全て制覇。
一番怖かったのはコウモリか。
(勿論、夜は桁違いの怖さだろう)


・そして、まだ怪奇スポットは続く。
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次の目的地点、吊り橋に向かって進むが・・・。
竹が多数倒壊。暫くこんな感じ。

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もう、ここまで来たら引き返すのは勿体ない。
しかし・・・
蜘蛛の巣だらけで通る人が少ないのか草がボーボー、変な虫は飛んでくるし(泣)

草を掻き分け進むも手に気持ち悪い虫の卵(黒光り)が付き、いい歳した男が悲鳴を上げる!!
最後は丸太の階段が崩壊。
崖を下る様な酷い状態でした!
必死な為、画像無し。
本当にハイキングコースなのか!?
(後に分かる)

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吊り橋。(やはぎ橋)
何とか着いたが疲れた・・・
ここは老人の霊が出ると言われる。
私の霊視では「年金に不満があった」と出ましたwww

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橋からの眺め。小笠池です。

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野鳥観察小屋
橋を渡った対岸にある。

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更に進むと東屋。
「東屋では焼身自殺があった」らしいが・・・。

東屋は数戸有り、自殺の東屋は特定出来ず。
「吊り橋に一番近い建物」らしいが、それは東屋ではなく先程の野鳥観察小屋。
心霊スポットに関する噂は当てにならないのが多い。

休憩したいが東屋は全て汚く、とても座れる様な状態では無い為我慢する。
もう、移動する度に不気味な逸話が出てきて一つ一つの有難味も無くなってきたわ・・・。

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これは・・・。
振り返ったら・・・苦労した崩壊階段の事?
随分前から放置状態らしい。
反対側にも設置しとけよ!
撮影しながら池一周、通行止め突破で40分程でした。

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・小笠池。
1964年完成・灌漑用で正確にはアースダム。
当日は釣り人が数人のみ。
水深は20mを超えるとか。
溺死体が何度も上がったとか?まぁ作り話だろうが。

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小笠池・竣工記念碑
こういうのは墓に見えてしまうのは私だけであろうか?

だが、溜池多いこの地域、2010年には近隣の某池でポリ袋に入った人骨の遺棄事件が実際にあった。
(犯人は逮捕済み・懲役14年の判決)


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最初の駐車場へ戻る。
そう言えば・・・。


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※2004年には、ここで深夜に車両が全焼している。
黒い車の所。
他で見た情報だが、これも実際の事件。
DQNが車内で吸引したシンナーに引火したらしい。
・・・やはり、ちょっと別の意味でやべー所ですね。
では帰ります。

IMG_3635.jpg
爆音小僧が来たのか・・・誰だよwww
碌な教育を受けてないアホな奴ってのは分かるが。
やはり治安は悪そう。
敷地内に小笠神社もあるが、そちらは特に何も無い様なのでスルー。

IMG_3681.jpg
今回の装備。
フラッシュライト・コンバットブーツ・スマホ(GPS位置情報)・飲料水(重要)・デジカメ。
近くに店が無い為、夏場は特に自販機で水を。
足場は悪く、トンネル内は24時間ライト必須。
(昼間でもライトが無いと真っ暗です)

・探索を終えて。
多くの人が指摘しているが、ハイキングコースというには場違い感はある。
「メイン」の見所、トンネルは小笠池着工・整備の為の隧道らしい。
小笠池は水を完全に抜いて整備する事も有る様だ。

心霊の噂はともかく、物騒な場所!?
車が焼けた駐車場や遺体遺棄等、事件が多い。
人里離れた所は不法投棄、盗難車乗り捨て・分解、死体遺棄等の犯罪に立ち会う可能性は高い。
一番怖いのは居もしない霊でなく「悪い人」です。
探索は十分気を付けた方が良さそうだ。

小笠山・3連トンネルまとめ
・駐車場トイレ/死体遺棄事件→女児の霊
・三連トンネル/心霊現象多数
・吊り橋/老人の霊
・東屋/焼身自殺
・小笠池/溺死体多数
更に実際起きた事件数件。
地獄かココはwww

・ハイキングコース度★☆☆☆☆(崩壊)
・不気味度★★★★☆
・死に過ぎ度★★★★★

(取材日・2017/09/03)


▲今回のトンネルが収録されている。

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[ 2017/10/01 20:30 ] | TB(-) | CM(-)
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