scrap yard

車を楽しむ、ホビー、アイテムレビュー、怪奇スポット探訪まで面白そうな事はなんでも。

山奥に眠る謎の温泉宿跡!(藤枝市・不動峡新滝温泉)

久々の「心霊/B級スポット」探訪。今回は昭和初期の遺構、「幻の温泉宿跡地」を探索する。
静岡県藤枝市の山間部、瀬戸ノ谷方面の滝沢にかつて温泉宿があったという。
その名を「新滝温泉」という。現在は基礎部分と宿に繋がる橋だけが残されている。
グーグルマップで廃墟を探している時、偶然発見したが知る人ぞ知る物件の様です。

※画像の無断使用禁止。
ツイッターに掲載する場合は末尾のSNSボタンを使ってください。

IMG_5627.jpg
場所は藤枝の山間部、滝沢の川沿いにある。
車なら以前、探索記事を載せた藤枝市最恐のお化けトンネルにも近い。

IMG_5601.jpg IMG_5600.jpg
(左)周りはコンビニも無い山中。
街灯も見当たらず、夜は明かり無しで歩く事は不可能な気がする。
(右)電気柵
実際目にしたのは初めてかもしれない。 


川に沿って山道を進むと・・・。
IMG_5610(2).jpg IMG_5607(2).jpg
滝ノ谷川に掛かる廃橋が。
突然現れるこの橋。ここが新滝温泉跡地、正面入り口である。
周辺には紅葉の名所、瀬戸ノ谷の「滝ノ谷不動峡」が有る。
当日は、もみじ祭りの為人が多く中々渡れず・・・。

s-onsen1.jpg
市の広報紙に掲載された写真。
まさにこの橋で間違いないだろう。温泉宿と同時に作られた約90年前の橋という事になる。
資料によると新滝温泉は、東京の芸者・「清田まつ」が昭和7年~16年まで開業していた。
当時はラジウム鉱泉が湧いていた。

IMG_5611(2).jpg
橋名が刻まれている。
「清田橋」とハッキリ読める。前述の清田まつから採ったのだろう。

IMG_5629(2).jpg IMG_5628(2).jpg
対岸は橋の横から川に降りられる様だ。
右の画像は拡大した物。当時、宿の前を流れる川に錦鯉を放ち、舟遊びもしてたとか。
木に覆われている事も有り、この場所には辿り着けなかった。
実際足を踏み入れると遠目から眺めた景色と全然違う状況で良く分からんのだ。

IMG_5612(2).jpg
橋の奥には大きな階段が確認できる。
正面も木に覆われて先が見えません。
では、橋を渡って探索に入る。

IMG_5613(2).jpg
橋を渡るとまず目の前にその階段が。
ここの見所のひとつ。曲線が特徴的なコンクリート階段。

IMG_5614(2).jpg
登ってみた。

IMG_5615(2).jpg
上には石垣が。
建物は現存しておらず、僅かに残る当時の写真から想像するしかない。

IMG_5616(2).jpg IMG_5617(2).jpg
更に奥には・・・。
廃墟の跡の様な・・・建物の基礎部分が残っている。
思ったより狭い気がしたが、自然に侵食されたのだろう。

IMG_5618(2).jpg
風呂場!?
そんな中、とても良く存在を確認できたのがコチラ。
奥に有るのは浴槽か?

IMG_5621(2).jpg
この低い階段を下りて・・・。

IMG_5620(2).jpg IMG_5619(2).jpg
浴槽の様です。
貼ってあったと思われる茶色のタイルが散乱していました。
この位置からだと当時は下を流れる川も良く見えたのでは。

IMG_5622(2).jpg
近くにあった階段を下りてみる。

IMG_5624(2).jpg
遺構横側に出ます。
建物の土台が比較的良い状態で残っています。 
こうして見るとまるで古代遺跡だ。

IMG_5605(2).jpg s-onsen2.jpg
こちらは川を挟んで道路から撮影した同じ場所。当時の写真と比べる。
建物の土台部分、真ん中の階段、同じで間違いない。
こうして遠目だと城跡にも見える。

IMG_5606(2).jpg
左側に最初の橋が見える。

IMG_5626(2).jpg
ヒビも目立つが、まだまだ崩壊の心配は無いだろう。

IMG_5604.jpg
目の前を流れる滝ノ谷川。
透明度は非常に高く、素晴らしい事にゴミ1つ無かった。

IMG_5602(2).jpg
少し上流にある磨崖仏。(全高約10m)
今回の物件と同じ道沿いにあるが、気付かずに通り過ぎてしまう人も多い。
こちらも新滝温泉と同じく、現在は幻となった小滝温泉の経営者が彫刻家・杉村孝氏に依頼し
8年の歳月で彫られたという。小滝温泉は資料が殆ど無く、何処にあったのかは現在不明です。

IMG_5598(2).jpg
探索を終えて。
当時の賑わいが想像もつかない静かな山中です。
建物は残っておらず、残留物も見当たらない見所の少ない所でしたが
川を挟んで見る新滝温泉跡は、まさに近代遺構の雰囲気でした。

探索日当日は、もみじ祭り。普段は人も少ないであろうこの地域にも賑わいが。
何かの集団か、ムスリムの女性や東南アジア系外国人が多かったのが印象的でした。
こんな田舎で外国人を見る事など無かったのですが・・・。
時代の移り変わりが今回の探索と重なりました。

・遺跡度★★★★☆
・残留物★☆☆☆☆
・もみじ祭り会場まで「歩いて50分」と言われた時の絶望度★★★★★

(探索日・2018/11/26)

s-onsenfk.jpg
参考・広報ふじえだNo.1044・他もみじ祭り会場チラシ等。

関連記事
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2019/07/14 17:10 ] [ 編集 ]
Re: 亡き祖父を思い出しました。
たいへん素敵なコメントありがとうございます!!
同時に貴重な情報も興味深く読ませて頂きました。

すれ違った車が2、3台とは驚きました。
建物に関しては25年前というと平成ですね。
思ってたより随分最近まで残っていたとはびっくりしました。
1枚目の画像の辺りは瀬戸川沿いですね。
現在でも水田が多く、のどかな風景が広がる場所でした。
[ 2019/07/16 21:15 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

うきよばなれ

管理人: うきよばなれ
 
車の話をメインに
ジャンルは問わず
面白そうな事を掲載。

字だけのブログは
見てもつまらない。
画像多めでお届け。

※当ブログ画像の無断使用禁止
ツイッターに載せる場合は
記事末尾のSNSボタンを
使うようにしてください。


『好きな物』
・中途半端ハイテク
・1980~90年代
・アナログ物
・ミリタリー
・日本製
・車
・MT車

『嫌いな物』
・みんなと同じ物
・ミニバン
・AT・CVT
・MT車をミッション車と言う奴
 

フリーエリア
フリーエリア